霊爾に記される霊号

 

神葬祭には、仏式の戒名にあたるものがありません。故人につける霊号は、もともとは、その徳をたたえる称名(たたえな)としての意味もありましたが、今日では生前の身分に関係なく、名前の下に「命」(みこと)、男は「大人」(うし)「彦」(ひこ)、女は「刀自」(とじ)「姫」(ひめ)等をつけることが一般的です。